蒼天の秋-Blue Sky in Fall

1029年
１月　紅蓮の祠


この戦績、心ちゃんはニコニコしながら眺めているんだろうなあ…。
報奨金も沢山頂きました！


　「いっぱい余るんだ？ふうん…」

　ってな訳で…。



　あぶく銭を持って新年早々餅と白雪祭りへ！心ちゃんにはきっと貯金っていう発想はない。

　「友兄さん！潤！アレ、何アレ！」
　「雪で作った象…だろうけれど…確かに…何だアレ」
　「変なのがいっぱいある！！あっ、あれは食べ物を売っているのかな？良い匂いがするね！」
　「おい、あんまりはしゃぐなよ」
　「………」
　「友兄…？」
　「え、うん…お祭りは…賑やかで、良いね」
　
　丁度一年前、お祭りに背を向けて討伐に行ったパパ鋼矢と鵬喜ちゃんが戦死しているから…友くんは色々のみ込んじゃう性質だから地味にストレス溜まってそう。

　お祭りという非日常を堪能した後は討伐という一族にとっての日常に戻ります。




　友くんが術「矛盗み」、潤が「黒鏡」を習得したのを確認しつつ…。




　紅蓮の祠へ！
　…ってここ、鋼矢と鵬喜ちゃんが討ち死にした正にその場所じゃねえかよ…。

　「紅蓮の祠…」
　「おい真心！何でここなんだよ？！」
　「え？まだ最奥まで行っていない迷宮ってここと忘我流水道くらいだし、初めてって訳でもないし…」
　「だからってお前、」
　「ご免…僕は大丈夫だから…行こうか」

　友くんトラウマ抉ってスマン…。

　赤い火なし。
、
　



　道中の雑魚を斬ったり撃ったり殴ったりしながら…。

　十二ノ宴に到達。
　ここで同世代のみ、鍛錬目的であればあっさりモードにしてＯＫルールを適用します。



　中々象花火編成に会えなくて、でも炎はあっという間に消えていく状況に焦った所に来た！しかも戦勝点三倍！

　潤が寝かせて…。

　心ちゃんが殴って…。



　（心火も風も低いのに）めっちゃ前に出るマン友くんが撃つ！
、
　 　援軍で呼ばれて早速蹴りを入れてくる象。何てアクティブな奴…！

　どんな状況下でも友くんに鏡を向けたい潤。こいつ本当にブレない。

　さっさと眠らせて殴る！撃つ！で大変美味しく頂きました。



　大量の戦勝点ゲット！

　また来た！

　今度は友くんが眠らせて…。



　殴って、斬る！
、
　

　援軍呼んでくれよ！と思いつつ、弟妹を気遣う友くんにほっこり。



　あっさり×戦勝点３倍効果美味しい。
　最強（仮）世代の皆はまだまだじわじわっと成長してくれています。

　象花火を美味しく頂いた所で忘れずにモードをじっくりに戻して…。



　時登りの笛！
　中々いい良い位置に赤い火が点灯！



　どんな状況下でも友くん（略）。
、
　友くんと心ちゃんが成長した所で赤い火タイム直前。
　ここで未入手の「扇の指南」を狙うのもありかと思ったのですが、この時点で引波の御守の在庫がゼロ（象花火編成じゃないからって逃げ出すのに使わなきゃよかったな…）。前年の事もあるから此処は無茶をせず赤年の間へ！（これはこれで無茶かもしれないけれど）。

　何か久しぶりな気がする黄川人。そういえばこの世代は初遭遇か？

　挨拶も無しにいきなり語りに入る。彼にしてみれば“一族”は一つの塊みたいなもんなんだろうな…。まあ八九寺さんちも自分達の事で精一杯で天界の話とか割と聞いている余裕ないんでお互い様ではあるのかも。







　“自分の子を見殺し”か…。先の“一族は一つの塊”という感覚とは矛盾してしまうかもしれないけれど、これは今の子達に対する皮肉だったりするのかもな。
　友くんと潤の親である鋼矢や鵬喜ちゃんは（その心中は如何あれ）、子供を置いて討伐に行く事を選んで、そしてこの紅蓮の祠で戦死している訳で…子供ではなく女／男を選んだ、位の意味を裏に込めてそうだ。

　「そういえば前にここで焼け死んだ間抜けな男と女がいたよねェ。大変だよねえ、馬鹿な親がいるとサァ」
　「…黙れ」
　「え？何か悪い事を言ったのかい？本当の事じゃないか。子供を見捨てて、さっさと死んじゃったんだろう？」
　「黙れ！煩い！いい加減黙れ！！」

　これに普段は穏やかで何があっても怒らない友くんがキレると良い。
　内心思っている。
　丁度一年前、鋼矢は討伐を選んだ。そして死んでしまった。お祭りにも一切興味を示さず、背を向けて行ってしまった。そのまま帰ってこなかった。自分は選ばれなかった…。黄川人の言う通り、見捨てられたという事ではないか。違う、そんな事はない。違わない…。

　「そんなんじゃない…違う、僕は、違う。父上は…僕は、」
　「…友兄？」
　「友兄さん…？」
　「え、あ…うん、ご免…僕は、平気、だから」

　なんてやり取りを妄想しつつ…。





　この段階で紙装甲の潤は後列に下がってもらい、全員の武器を念の為外しておきます。

　祝いの鈴も鳴らします！残念ながら破損…。未知の敵にやや力が入っている感じか。

　初遭遇お夏。ここまで来る討伐隊もいなかったんだろうなあ。出会い頭に鬱憤ぶちまけられる。




　「え、私だって鬼相手にそこまで酷い妄想はしない…」

　俺屍平安とはいえ、恐らく貴重であろう油を使ってまでも焼かれるって、何もなく突然って事はないよなあ…何をやらかしたんだろう。商品を全部駄目にしちゃったとか？
　放火は駄目だけれど、地上で散々な目にあっているのは確かで…もしここで少しでも優しくされた経験があったら彼女も変わっていたんだろうかね…。





　こんな風にキレたりしないお夏ちゃんがいた可能性もあったんだろうか…。

　ってな訳で赤猫お夏戦！
　赤い火なので「剛剣男山」に…。

…止まらないんかい？！
　高火力男子の潤にはぴったりの武器だと思ったんだけれど…今更浮気をするなって事か心渡（笑）

　友くんや潤は術耐性はそんなに高くないので、始めて相対する敵の術を警戒するのは中々いい作戦。

　でも、とりあえず様子見も兼ねて１ターン目はくららで行ってみます。
　とはいえこのメンバー、成功率は低そう…という予感を裏付けるように、友くん、心ちゃんは失敗。



　 　潤狙い撃ち！

　２確かよ！怖え！

　回復回復…。

　また潤を焼きに来たコイツ。本当止めて、プレイヤーが鵬喜ちゃんが焼け死んだの思い出すからマジで止めて。

　友くんありがとう…。

　舐めているんだかマジ焼きに来ているんだか分かり辛い潤。少なくとも気持ちは折れていないって事なのかな…。
　
　これは未練がましく唱える潤のくらら（失敗しました）

　やっぱり防御に関してノーバフなのは危険なので詰んでいきます。



　潤は円子が使えないので…。
、
　 　友くんお願いします！

　未練がましく唱えてみた心ちゃんのくららがヒット！

　一回水祭りしつつステータス確認。





　友くんと潤の技風低っ！潤と心ちゃんの技水低っ！（苦笑）
　攻撃力も上げたい所だけれど…。



　友くんの進言採用で反撃開始！本当この子心火低いのに前に出ようとする気概に溢れすぎていない？好き…。
　岡鯨装備して６００越えダメージ！

　安定の友くんに鏡。
　偶には採用してあげようじゃないか。



　さっさと目覚めたお夏は傷舐めで回復。

　潤の攻撃！実はこの時は蔵から持ち出した竜神刀を装備しています。友くんの技水を映しているおかげで攻撃面積んでなくてもそこそこのダメージを与えていますが、ちょこっと期待していた眠り効果は入らず…。やっぱり浮気は駄目か。

　「今更他の武器は使い辛いんだよ！」


寝ないかなー駄目かなー。



　お前本当にその進言のふり幅は何なんだ。

　お夏が怒っているぞ！（笑）

　友くんは相変わらず優しい。
　なおこの後こころちゃんのくららが再び入ります。

　グダグダやっているプレイヤーとは裏腹に、矢面に立って奥義を放とうとする友くん…。
　そしてそんな彼の姿を見てふと思う。あれ、もしかして友くん中心に全員で攻撃叩き込んだら仮にすぐに起きたとしてもお夏倒せるんじゃね？（遅いよ）
　と、いう訳で…。

　 　まずは連発式！

　武器を心渡に持ち替えた潤の攻撃、更にこの後心ちゃんが素手でぶん殴り（笑）、

　もう一回連発式…！
　此処で焼け死んだ父が編み出した技を息子が使うんだ。存分に喰らっとけ…！うえっ（自分で言っておいて自分にダメージ喰らうプレイヤー）

　これで赤猫お夏撃破！やった…！



　自分を使っていればいいんだ！と言わんばかりに攻撃力を上げてくる心渡。





　宝物殿に行けないかしらと来た道を戻ってみますが途中で時間切れ。

　一度も手招きをしてこなかったという幸運に助けられつつ、何とか赤猫お夏を倒す事が出来ました！

　親の歩いてきた道の、さらにその先を進みだした最強（仮）世代。この勢いのまま行ける…か？


　


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