四代目当主・今日子 その七
２月 紅蓮の祠
四世代目長男・守が亡くなったのを追いかけるように、次男の厄介の健康度が低下開始しました。
アクセサリー補正一切なしの、素のステータスでこの技火…。君河太郎さまの子だったよね？一方で技土本当酷いな（苦笑）
厄介の健康度低下ショックでスクショ忘れていますが、学は完全回復！システム的には一ヶ月休んでいたから…だけれど、パパ守が自分も苦しい中必死で看病した結果だと思うんだよ…。
物語的な設定として、学は鬼朱点にバッキバキにされた傷が体中に残り、特に右目は失明してしまいました。なので大江山の後からは微妙に目の色違う…としています。
この厄介のステータスを見て最初に思ったのが、この子隊長にしたら鳴神小太郎解放できるんじゃね？でした。このタイミングで解放出来たら後々の攻略が楽になりそう…。
なので咄嗟に千金人参で健康度を回復させてしまったのですが…ただ、そうなると必然的に討伐隊は厄介、学、踊ちゃん満ちゃんとなる訳で…技土が酷い厄介、学、まだ成長過程で体力が低めな双子ちゃん…不安しかない。解放どころか燃え尽きるかも…。駄目だ、そんなになったら心折れる…絶対心折れる…。
と、いう訳で紅蓮の祠には行きますが、鳴神小太郎には挑まない方向で行こうと思います。ただ、討伐隊については先に考えたように、厄介に学、踊ちゃん満ちゃんで。今日子さんが外れます。
システム的には技火の高い厄介の方が少しでも有利かな…という所ですが、物語的には、今日子さん、大江山前からずっと戦い続けて、朱点が解放されてからは朱点童子＝黄川人復活による影響の調整なんかで不眠不休で働いているんじゃないかって気がして…。守が亡くなったのもしんどかっただろうし、ここらで一寸休んでもらいたいな、と思いました。
「厄介さん、無茶してはいけませんよ？貴方、時々加減が判らないんですから」
「そうだね…気を付ける、よ。今日子さん…有り難う」
「お礼を言う位なら…、ちゃんと、帰ってくる事です」
「うん、分かった。約束する…ちゃんと、戻って来る…」
タイミングよく雑貨屋さんと防具屋さんが三割引き。
回復道具を中心に補充。
双子ちゃんに少しでもいい防具を…。
自戒を込めて隊長は学にお願いします。そして防御は高くなっても体力に不安のある双子ちゃんは引き続き後列へ。
技土弱い二人のツートップで紅蓮の祠へ！
いや、先月会ったばっかりだよね…？
案外学に久しぶりっていったのかな。自分で授けた養老水で回復している子だから、印象に残っているのかも。
「…あ、行ってしまった」
「如何したの？学さん」
「黄川人に言いたい事があったのだが…あった気がしたのだが…」
「そうなんだ？」
改めて突撃！赤い火はなし。
殺る気に溢れた厄介。
そんなパパ厄介に鏡を向ける満ちゃん（基本彼女学に鏡を向けるので割と貴重なショット。父親を応援という意味合いでの鏡だろうか…）
そんな満ちゃんに鏡を向けるブレない踊ちゃん。
本当踊ちゃん満ちゃんが好きだよね。だけど踊→満はあっても満→踊ってないんだよな…。この一方通行感、大好き（おい）
この戦闘で赤羽根天神さまを開放。
学の技土はまだ死んでない…！目標は指輪補正無しの三桁到達でお願いします！（目標低いな）。
双子ちゃんは水・風が中心の上昇。ここは学の弱い所なだけに、お互いの苦手な所を上手く補い合って行ければ嬉しい。
結構いい感じに撮れた赤羽根天神さま。
子供達にお雫を思い出した厄介と、満ちゃん大好きな踊ちゃん。
満ちゃん、後列に留まったままの攻撃。冷静に状況を見定めている感じ。学が割に周囲の状況よく見るタイプだから、満ちゃんもそれに倣っているかも。
「鈴虫の扇」、宝箱から「緋ノ勲章」を入手しつつ、奥へ進みます。
攻撃そのものは比較的通るので大丈夫なのですが、兎に角燃え髪大将の芭蕉嵐がキツい…双子ちゃんお地母覚えていてくれて本当有り難う！
厄介の火属性の術の威力ってえげつないんだろうな…（肝心のスクショがなくて確認できない…ごめん厄介）。
双子ちゃんレベルアップ。今の所どれも高低はあれど順調に伸びていてくれるのが嬉しい。
燃え髪大将の芭蕉嵐を喰らった後の映像をお送りします（笑）。
厄介の削られ方が一番痛いけれど、すかさず満ちゃんが全体回復！
雑魚戦でこれだけ苦戦するんだから鳴神小太郎に挑まないのは正解だ…と思いつつ、念の為、満ちゃんの赤光ノ勲章と厄介の土の指輪を交換します。
「鬼の攻撃に耐えるのに…こっちの方が、良い」
「え…でも、お父様は…？」
「僕は大丈夫…だから」
そして事件が起こったのは七の宴。
燃え髪大将戦で若手が全員攻撃を外した所で正直この展開ヤバい…と凄く嫌な予感がしました。如何か的中しませんように、という祈りも虚しく厄介敵から集中攻撃→燃え髪大将から放たれる芭蕉嵐！
これ実は、五世代目全員回避したんだよ…。
厄介だけが、一撃でヤバい厄介だけが、回避できなかったんだよ…。何かもうこれ彼が子供達を守ったようにしか思えないんですけれど（涙）
厄介が倒れた事で動揺した五世代目の子供達、ここから只管分裂を続ける煙ら煙らに大苦戦。やっと戦闘終了した頃には討伐時間も残り少なかったけれど…。
そもそもこの状況で続けられる気力はありません（涙）
鳴神小太郎は諦めよう。安全に行こうと思っての討伐だったのに、ここで！こう！来るのかよ！（もう如何して良いか分からない絶叫）
しかもこれ、忍野くんが戦死した時と同じパターンなんだよ…（若手が全員攻撃外し→燃え髪大将の攻撃耐え切れず年長者撃沈）。八九寺家と燃え髪大将の相性悪すぎだろ…。
これで帰還すると、そりゃあこうなるよな…。
今日子さん、本当ごめん…。約束、守れなかった…。
四世代目次男・厄介。
君本当に河太郎さまの子？というくらい扇ちゃんの火属性もしっかり受け継いだ厄介。
相反する属性が高くて悩みが鈍感…これ火と水の長所を打ち消し合っているんじゃないか？という印象の子で、実際その通りというか…攻撃的になったかと思えば妙に消極的になったりと行動の定まらない子でした。彼の中では相反する感情が渦巻いていて、多分ゆっくり考えれば答えは出せるのだろうけれど、そういう時間を与えてくれないのが一族だからね…。結果厄介は終始ぼんやりしていて、とりあえず何かあると同世代の守や今日子さんの指針に従うような子になりました。
四世代目にとって大江山は苦い思い出のある場所。特に厄介は、自分の被ダメを余接ちゃんが優先して回復させたばっかりに彼女が死んでしまった、ママ扇ちゃんをボロボロになるまで戦わせてしまった、という罪悪感を抱え、そこで思考停止してしまう事になります。このトラウマは結構深刻で、扇ちゃん似の双子ちゃんの顔を見るのも怖くなる程。
だからこそこの子は大江山で朱点を倒せればその感情から抜け出せるんじゃないかという一縷の望みに縋り、討伐続行に賛同します。そしてああいう展開になり、学が生死の境を彷徨い、守や今日子さんが傷付いて辛そうで、留守を守っていた踊ちゃんや満ちゃんが泣きそうなのを見て、自分がもっと考えて行動していれば、怖さから逃げずにいれば、こんな事にはならなかったんじゃないか…と凄く自分を責めたんじゃないかな…。
今までずっと守や今日子さんに頼って生きていた厄介は、多分ここで初めて、自分が何をしなければならないのかってそれこそ必死に考えたんじゃないかな…と思います。そして彼の中で出した結論は、今日子さんや子供達を守る為戦い続ける事。その結果としての紅蓮の祠討伐。だからもしかしたら、踊ちゃん満ちゃん、学を守れて本人は満足だったのかも…。だったのかも、しれないけれど…厄介抱えて子供達が八九寺家に帰還して、それを今日子さんが出迎えたと思うと…もう如何すればいいのこれ（涙）
厄介自身は過去を省みるのも、未来を願う事も怖くて、だからこそ“今”だけを見て目の前の敵と戦っていたのだけれど、そんな彼だからこそ、明日を信じて欲しいって願ったのかな…。
今日ではなく、明日を見ていられたのなら。
（立派じゃなくても、あと少しの時間でも）
（生きていてくれたのなら）
←四代目当主・今日子その六へ 四代目当主・今日子その八へ→