蒼天の秋-Blue Sky in Fall

８月　夏の選考会

　三世代目長男・忍がいなくなってしまいました…。寂しいなあと思いながら余接ちゃんの指導の成果の確認。

　体の上昇が良いのが彼女らしい。
　そして扇ちゃんの指導の結果。

　思ったより火が伸びていない印象。厄介と今日子さんの得意分野の差と言ってしまえばそれまでだけれど、討伐に行った忍の事が気になって身が入っていなかったんだろうか…。

　その忍の討伐の記録が此方。

　今日子さんが目立つけれど、ちゃんと稲荷ノ狐次郎打倒の記録が残ったよ忍…！
　これで戦勝点は如何なったか…。歴代勇士録としてUPした、年始めの記録がないので今改めて確認。

　惜しくも二位…！っていうか、仁王ズ倒して稲荷ノ狐次郎も打倒した忍が抜けないって何してたの伊豆湖…。

　厄介の初陣。彼もコメントなし。気負いがないというか、ぼーっとしている印象は未だに拭えない。
　あと一ヶ月訓練の残っている今日子さんの指導はママ余接ちゃんにお願いします。出撃隊は扇・守・厄介の三人編成。隊長は守。扇ちゃんはこういうので前に出るのは嫌がりそうかな…と。
　全部門に1,000両の投資をしつつ、選考会に参加します（大江山入山の条件が夏の選考会上位入賞というちっちゃな縛りのある八九寺家）。

　「待って下さい厄介さん。槍を忘れていますよ」
　「あれ、本当だ…有り難う今日子さん」
　「なあ、俺の防具何処に置いたかな？」
　「先程自室に持ち込んでいませんでしたか厄介さん」
　「あ、そうだったそうだった！有り難う今日子さん！」
　「わあ、今日子ちゃん凄くしっかりしているね！」
　「…それより厄介と守の先行きが不安です」

　組み合わせはこんな感じ。

　 　一回戦：下賀茂遊撃隊…扇ちゃん起点の二つ扇の併せ、スタート！

　厄介が攻撃的なのはやっぱり扇ちゃん譲りだろうか…。術が決まって一本勝ち！

　火と水が飛び抜けている厄介…。本当、河太郎さまと扇ちゃんの子だな君。
二回戦：同志舎拳闘会…拳法家には何となく防御現象。危なげなく一本勝ち。





　若手だけではなく、扇ちゃんもレベルUP。火の上昇が穏やかになる一方で、水・風の上りが目立つな…と思った扇ちゃん。ここにきてまさかの…

　奥義創作！奥義「連弾弓扇」か…矢が飛んでくるんだか扇が飛んでくるんだか分からない字面（笑）。しかも響きが洒落っぽい。
　だけど扇ちゃん、忍が記録に拘って無茶をした反動で奥義を作った事秘密にしていそう。少なくとも守と厄介には黙っているだろうし、鈍い男子二人は気付かないだろうな。
三回戦：池田本家代表…

　早速の奥義進言よりも、昔は自分の回復すら後回しだった扇ちゃんが全体回復進言をしてくれた事に驚き。物語的に捉えれば、これ、忍がいないからなんだよな。彼が居た時には“先輩が回復してくれる”っていう信頼が彼女にはあったから…。

　「扇さん感謝です！」
　「まあ、任せてばかりもいられませんからね…忍先輩もいませんし…」

　一本勝ち勝利でいよいよ決勝戦。

　強豪が潰し合った感じかな。
決勝戦：桃組…守起点の二つ扇の併せ。

　併せるのは構わないけれど、何となく単独でも二つ扇を使ってみたくなった厄介。君本当にマイペースだね。一本勝ち勝利で優勝！

　「蒼ノ指輪」「アマ栗茶碗」「休利ノ茶碗」「御井戸香炉」「唐物茶入」を頂いていきます帝！



９月　九重楼

　余接ちゃんの指導の結果。

　体の値が分かりやすく上がった感じ。

　「迷宮で戦い抜くには兎に角体力！」
　「成程、それも一つの考え…分かりました」

　今日子さんもいよいよ実戦部隊へ。

　久々に初陣コメント聞いた。余弦を直接知らない余接ちゃんの子供にこういう声かけがあるのも世代交代が進んでいる感があって嬉しいような寂しいような。




　噂のムキムキ祭りが復活！
　三世代目は忍が存命であれば彼を引きずってでも全員で祭りを楽しんでくれそうだったんだけれどな…。扇ちゃんって、忍や余接ちゃんが居てこそ此処に居るって感じだから、下世代に積極的に関わらないイメージ。だけど余接ちゃんは“八九寺家の一員”という意識も強い子だから、子供達と一緒に出掛けてくれそうな気がする。

　そういえばこの時点で１歳６ヶ月の扇ちゃんの健康度は１００のままでした。ついに１歳８ヵ月でご長寿の壁を破る子が…という所は嬉しいけれど、忍が居ない中で長生きっていうのがな…先の選考会でも、今までの様に火が上がらない代わりに水と風が上昇したりして、何だか力が抜けている感がある扇ちゃんだけに、心中複雑かも。

「今度はボクが討伐に行くから、扇ちゃん、留守番お願いね」
「え、あ…はい。分かりました。気を付けて行ってきてくださいね」

　その辺慮ったのか、余接ちゃん、扇ちゃんと入れ替わりで自分が討伐隊へ。初陣の今日子さん、守、厄介を連れて九重楼へ。

　ラストに赤い火！これは色々期待できそう。

　坂を駆け上っている最中に鬼に遭遇。初手はまさかの今日子さん。何故か厄介に鏡。因みにこの後手番が回って来た守は余接ちゃんに鏡を向けていました。守やっぱり余接ちゃんが気になっているのかもな。



　厄介、今日子さんレベルUP。体の上昇が優秀だし、技水が得意なのが余接ちゃんの娘らしい。厄介は本当、火と水に特化した子だな…。
　続いて八起苑にて七天斎八起戦！



　今日子さん、今度は守に鏡。同世代の二人の能力を写して資質を把握しようと試みているのかも。網羅推理って奴か（忘却探偵ネタ）。
　戦闘自体はさくっと１ターン勝利で九重楼内部へ。
　余接ちゃんのくらら→背後から回り込み作戦で大分有利になるとはいえ、上層階は若手には少しキツい印象。それでもちゃんと、一番若い今日子さんを気に掛けてくれる男性陣の姿に和む。



　少し下の階に下がり、経験を積みつつ赤い火の時間！それなのに「指南書」初め属性武器を持った鬼には遭遇出来ず…そのまま時間切れに。スクショは勿論だけれど、メモもないくらいだからめぼしい宝は入手できなかったんだろうな…。折角の赤い火だったのに！



９月　九重楼（討伐続行）


　全員の健康度も下がらないし、このまま終わるのも悔しいのでムキムキ祭りで盛り上がっている？京を他所に討伐続行。赤い火は無し。

　相変わらずのくららからの回り込み作戦で鬼を倒していきます。

　少しずつ強くなっていく子供達に負けじと余接ちゃんもレベルUP！技はガタガタなのは変わらないけれど（苦笑）、体の上りが鈍くなってきたな…。
　厄介もちっちゃな優しさを見せてくれます。



　気付けば終階まで登って来られたけれど、ここから五郎ズに挑むのは…幾ら今日子さんが後列とはいえ怖いかな。余接ちゃんも大江山を前に無茶はしない筈なので、下に戻って若手の鍛錬再会。

　守も今日子さんに回復進言。男性陣も周りを見る余裕が出来てきた感じか。
　延長して二ヵ月目とはいえ、初の実戦の今日子さんはダメージを受けても動揺する事なく自分に回復進言。冷静！

　出来れば何か良いアイテムドロップしてくれないかな、という願いが通じたのかどうか、術「暴れ石」「魂託し」、宝箱からは「十文字茶碗」などを入手して討伐終了。

　結局「拳の指南書」手に入れられなかったな…。八九寺家、一体幾つの難民になっているんだろう（苦笑）。





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