二代目当主・伊豆湖　その六



６月　白骨城

　伊豆湖と椿姫ノ花連さまとの子供がやってきました。
　“母君似の美しい方”らしい６番ちゃん。余接（よつぎ）と命名。死体の式神・斧乃木余接から命名。三世代目はリアル怪異な世代にしてみました（誤解を招く表現だな）。

　技の初期値が伊豆湖パパの初期値よりも低め（特に風）。それでいて体は高い気が…直前に指南書を手に入れた縁もあるので、思い切って壊し屋に。果たしてこれがどう出るか…。
　しかし…“美しい方”と褒められつつ声がでかいって…。何かある度に大音量で元気よく挨拶したり返事したりするとか、そういう事だよね？扇ちゃんといいこの子といい、何だよ本当に可愛いな！絶対仲良いだろ三世代目。

　「忍ちゃん扇ちゃん！宜しくね！！」
　「声がでけえ…」
　「余接後輩は面白いですねえ、ふふふっ」

　花連さまの神格の上昇が凄い。
　

　
　これ“ちょっと照れくさそう”のレベル超えているような。伊豆湖の事を心から案じていたから…と思うと嬉しい。そういえば二つ扇ノ前さまに関しては聞き流していたな…（すいません）。彼女も2800まで上昇していました。

　正弦の健康度は更に低下して６３に。何でかこの頃の正弦関係のスクショがないんだ…本当申し訳ない。
　その彼に余接ちゃんの指導をお願いします。システム的には忍と扇ちゃんの二人討伐は不安だからですが（正弦を加えるにしても一寸不安が拭えない…）、物語的には余次ちゃんにどう接していいか分からない伊豆湖が正弦にお願いした感じ。

　「おれは…それは勿論構わないけれど」
　「…お願いします」
　「だけど…伊豆湖は本当にそれでいいのか？」
　「僕は…技術を叩き込む事は出来るけれど、それ以外のやり方が分からないので…」

　余接ちゃんって、真宵ちゃんと同じカラーなんだよね…雰囲気も似ている気がする。伊豆湖は初代を直接知っている最後の一人だし、お祖母ちゃんの事を思い出して、連動して忍野の事も浮かんできて、心の底に鍵かけて封じ込めた弱さみたいなのを物凄く刺激されたに違いない。

　と、言う訳で伊豆湖・忍・扇ちゃんで白骨城へ。
　黄川人の語りに対して、それよりこの間の話が気になるのでそっちを聞かせてくださいよ、と要求しそうな扇ちゃんを引っ張って夢残ヶ原から白骨城へ。
　早速アシゲの祭壇にて恨み足戦！伊豆湖は勿論、忍もお雫を覚えているのでやや余裕があります。
　

　
　傾向として、ボス戦でも基本的に誰にも鏡を向けない忍。どんな時も攻撃的な扇ちゃん。あと肝心のスクショがありませんが、自ダメージも回復しようとしない扇ちゃんとそんな彼女にすかさずお雫をかけてくれる忍の姿が見られました。本当良い子だな…。
　若手の様子にプレイヤーが浮かれている間に、攻撃の要・伊豆湖が恨み足を撃破しました。

　速瀬を求めてアシゲの祭壇から更に上へ。去年に比べると其処まで苦戦しなくなって来ている。欲を言えばもう少し決定力も欲しいけれど、着実に一族が強くなっているのって嬉しい
　「マビサシ兜」「クスの胴丸」などを手に入れて一ヶ月終了。



７月　白骨城（討伐続行）

　討伐続行するも赤い火無し。赤い火から縁遠い気がする八九寺家（鞘落家序盤には東雲っていう赤い火発生率が異様に高い子がいたから尚更そう思うのかも）。黄川人の名前を噛んだり、語りに注文付けたりする所為か（苦笑）。
　一方で青い火でもするっと術や指南書を手に入れたりもするから本当良く分からないな…。

　討伐続行を決意した延長ですが、更に上に行くか行かないか…。忍に扇という若手を連れているとはいえ、今の伊豆湖は絶対に上に行く筈。目の前の鬼を只管狩らなければならないという意識に、自分は間に合わないかもしれないという焦りが混じる様になって、それでなくとも下世代に厳しいのに更に鬼気迫る雰囲気になっていそう。
　と、いう訳でテウチの祭壇にて左右カイナ戦！
　
　初手は忍！この子やっぱり足は速いな…。
　恒例の速風のお守りを使って手数を増やす作戦で。まずは伊豆湖起点の業ノ火の併せ。討伐・戦闘中は四の五の言わず僕の作戦に従え！くらいの勢いだろうな伊豆湖って…。
　

　
　攻撃系の符なども使って…と思っていたらちゃんと進言に入れてくれた忍と扇ちゃん。上手く作戦がハマったか、然程苦戦する事なく勝利。更にここでも仲間優先で回復しようとしてくれる忍と回復しない扇ちゃんの姿が…。何この子達ヤバい…大好き…。

　途中で入手した強壮心風薬×３個は早速忍に一個→３上昇、扇→二個で計９上昇。
　
　風が突出した忍と火が突出した扇ちゃん…。この後実戦を控える余接ちゃんも含めて得手不得手がはっきりしているのが三世代目の特徴。
　そして久々の伊豆湖のレベルUP。 　
　技火・水の上昇値の凄さにまず驚いた。そしてその後にじわじわと体の成長が止まりかけているショックが来る…。
　伊豆湖の気合が通じたのか、その後の討伐で念願の術「速瀬」！更に「黒鏡」「風祭り」も手に入れました。更に宝物庫から「津軽ノ腹巻」「修験者の衣」「鎖かたびら」「クスの胴丸」「豪剣五ツ釜」を入手したところで討伐終了。

　一番の目標だった「速瀬」を手に入れ帰宅すると、無理させていた正弦が倒れていて…。



　正弦は兎に角鏡大好きっ子。何度もプレイ記で言っていたけれど、決して弱い訳でもなく、能力値を見ると彼の方が優れている部分もあるのに（四世代目が登場しても雄姿録に彼の名前がある）、何かあると鏡！真宵ちゃん、忍野くん、余弦、伊豆湖と一通りの相手の能力を写そうとしていました。
　そんな行動と、心土バーが低い事もあって、自分に自信がなく周囲の雰囲気に流されやすい子なんだろうな、という印象は最後まで拭えませんでした。自信の無さが素質の低さ（姉の余弦より下）にも表れている正弦なので、忍野が亡くなった後は姉を支えられないし、弟分の力にもなれないし…。どんどんおかしな方に向かっていく上と下に挟まれて、的外れと分かっていても、“兄さんは何で死んじゃったんだよ”と考えてしまったりして、彼は彼でしんどかったんだろうな、と思います。
　もしかしたら、忍とは違った意味で、明るい扇ちゃんや余接ちゃんの存在は救いになったのかもな…。



　それを一番欲していたのだから。


　（貴方が望んで出来なかった事なのでしょうね）





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