十代目当主・人識 その五
６月 白骨城
着実に髪狩りを続ける八九寺さんち。
一ツ髪戦の功労者も六ツ髪に続いて出夢かな？お夏ちゃんの時もそうだったけれど、ボス戦で素っ頓狂な進言するポンコツなのにここぞという時の寝かしつけ（寝かしつけ？）が上手過ぎる。水菜食べて！モリモリ食べて！
また先月は摘菜さまが二つ目の奥義、罪な…もとい摘菜大地震を編み出しました。
飛んでいる敵以外に必中というのは道中かなり頼れる技なのでは？この攻撃に特化した感じが本当摘菜さまらしい…。
ここからイツ花さんの報告タイム。
まずは識くん元服のお知らせ。うわー、もうそんなになるのか…。
ぼちぼち世代交代も考えなければならない時期かなあ。
「で、でも…折角、街の、人達…が、考えて、造ってくれた…もの、ですし…」
名前が長いって文句を言うどころか、建造に関わった人達全員に菓子折り持ってお礼言いに行きそうな識くん。
その内街の人達から謎のご利益があるって噂されそうだよね。ご神体は何だろう？
そういえば、プレイヤーが好きな本によると神様のご利益とは“生前の自分達が叶えられなかった事”なんだそう。八九寺さんちの場合はつまり…ご長寿・安産・恋愛成就・家内安全がご利益になるんだろうか（前二つは兎も角後ろの二つはゴメン…）。
年下組二人が術習得したのをチェックしつつ…。
討伐へ！
今月は白骨城！
一気に攻略するぞ！
と…思いきやまさかの赤い火二つ！しかも一個目は初回で鬼に囲まれた！
この辺がゲットできたもの。
結局夢残ヶ原で炎が一つ消えてしまいましたが、気を取り直してアシゲの祭壇、恨み足戦！
骨は燃やす！出夢起点の花乱火の併せ！
もうお前に踏み潰される一族だと思うなよ！
識くんの可愛い一撃で（ごめん）恨み足撃破！
続いてテウチの祭壇、左右カイナ戦！
今回も初手を取った出夢起点の鳳招来の併せ！
理澄は念の為石猿。
ううんやっぱり摘菜さまには重い一撃だなあ…。
すかさず回復の理澄、優しい…！
その間に全員の詠唱完了！
これで左右カイナ撃破！そしてこの成長で…。
識くん奥義創造！鏡返し！
決して器用なタイプじゃないのに、識くん、頑張ったねえ…（感涙）。
まだ赤い火が残っているので急いで上層へ。北斗旋風来た！
弟の武器の為に全力で敵を叩き潰すイズムリズム。
やった！
識くん、技風そこそこ高いから（欲を言えばもう一寸上のラインで止まって欲しかったんだけれど…）、これは嬉しい。
早速使ってみる。良いダメージ！
十五ノ丸の宝箱からは「時登りの笛」を一つゲット。
赤地獄はトラウマ刺激されるからヤメテ！（潤の戦死の一因）
プレイヤーの心拍数は上がりましたが、摘菜さまは決して負けないのだ！
「こんな所で今更足を止める私ではありません！」
豪快な脳潰しの勢いで英霊の間へ突き進みます。
出夢ワントップに陣形を変更。今回は武器を外すのも忘れない（笑）。
「どこかで似たような話を聞いたような気がしますね」
「た、多分、朱点童子、が…話していた…大江山京の…」
「ああ…そういえばそうだったかな？」
「人識くん、良く、覚えている…」
「い、色々…記録、とか…残せる、限りは…と、思って…」
これまでの話とか、逐一記録にとってそうだよね、人識くん。
髪の前の最大の障害・大江ノ捨丸戦！
今回の作戦は、兎に角物理ダメージを無敵陣でカット。その間に術の併せで倒す！今回は上位火術を習得している子が多いので行けるんじゃないだろうか…。
こういう時に限ってまともな進言する出夢（苦笑）
此処は無敵陣お願いします！
うっかり理澄の進言採用しちゃって単発で術発動しちゃったの図（このポンコツプレイヤー）
焼く気満々の摘菜さま起点の鳳招来の併せ、行きます！
物理ダメージゼロマジで格好いいな？！
と、ここで常夜見により識くんが混乱？！
結果併せが不発！一ターン使って普通に術唱えたのと同じ状況になってしまった…。
二度のお夏ちゃん戦の時と言い、識くん、混乱系状態異常攻撃に弱すぎ問題（笑）。
識くん回復進言もありましたが、兎に角出夢には壁役に徹してもらって、理澄に回復してもらいます。
「人識、大丈夫か？」
「えっ、あっ…は、はい…。す、すいません…僕、何時も…足を、引っ張ってばかり…」
「そんな風に言うな。あの手の攻撃は厄介だし、お前が一番狙われやすいってだけだ」
すみかはこの手の攻撃を回避する強い心を持ち、心ちゃんはこの手の攻撃自体をされなかった豪運の持ち主、そして百発百中の識くん（笑）。三世代の行動が綺麗に分かれているのが面白い（実際は笑い事じゃない）。
真面目な話、自分に自信が持てない所を付かれているんだろうな…とは思う。
だが物理ダメージならこちらも全カット！
「…まだ、大丈夫…守れる。ぼくが、守る！」
今度は決まった三人併せの赤地獄！
識くん単発の凰招来！
「き、きっと、これで…倒せる！」
やった！撃破！しかも結果としてノーダメージ勝利！
武器を忘れずに装備して…。
死の印に突撃！
「（あの人は、怒っている…。だけど、そこにはちゃんと、理由が…あるんだ…）」
「（でも…僕は、ちゃんと、やらないと…ちゃんと、出来ないと…）」
識くんのメンタルが最近心配なんだけれど、兎も角も今は戦わなくては！の四ツ髪戦！
戦勝点２倍と見せかけて微妙に違うスロットが憎い。
格好いい出夢が続くとこの頓狂な進言に妙に安心を感じてしまう（こら）
速さ＆防御バフを積みます。
殺人鬼世代は攻撃力に関しては親世代に及ばない所があるので、一気呵成に叩き潰すのではなく此方の態勢を整えて後の魂寄せ作戦で。
四点盛りでも年下組には敵の攻撃がまだ重い…。摘菜さま地味に二確？！怖い！
回復＆防御を繰り返した後に魂寄せ行きます！
摘菜さまがイズムリズムじゃなくて識くんに鏡を向けるの…良いよね。
ここで鏡返し来た！格好いいな！！
出夢はもう少し集中力保って…！（笑）
「疲れた…水菜…」
「兄上そういう所！そういう所だからね！」
四ツ髪の技力を吸い尽くした所で攻撃バフも積んで、反撃！
理澄の連弾弓はまさかのミス！
更に識くんの双光斬も失敗！
男どもは頼りにならないとばかりに大地震！格好いい！
うわーん摘菜さま…！（焦）
これは決まった！
間に回復を挟んでからの…。
「この…一撃で…決めます！」
必中の頼れる奥義！摘菜大地震で――――。
トドメ！
やった…！
ひええ健康度が真っ赤に…。
ですがここでは気を抜かず、摘菜さまは呪い装備セットを身に着けます。
「摘菜さん…そんな…大丈夫？」
「短時間ですから平気です。大体理澄さんも出夢さんも身に着けた事、ありましたよね？」
「それはそうだけれど…」
「人識さんには悟られないようにしてください」
有り難うイツ花さん！
でも識くん、何が好きですかって聞かれても、皆が食べたいもので…って答えそうだな（そして出夢が空気読まず水菜…って言って理澄に窘められる）。
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