初代当主・真宵　その二



７月　交神の儀

　九重楼強化月間との事。先々月といい、何でそんなに九重楼に行かせたいの？と疑問を抱きつつ、今回もさっくり無視して真宵ちゃんの交神の儀。

　都周辺の守りを司っていた精霊のようなものと同化している彼女。人間ではない要素が多い所為か、自分自身の命に重きを置かず、次代に引き継ぐ事を当然と受け止めています。
　お相手は初回と同じく宇佐ノ茶々丸さま。え？っていうくらい跳ね上がった鞘落家のお蛍さまに比べて可愛らしい奉納点…。
　
　友達同士という印象が強い二人。特にお気に入りだろう耳の辺りをもふもふしながら生まれてくるのは女の子です。



８月　白骨城

　忍野の元服。
　“忍野さまの子を抱けるのはいつの日か…”とイツ花。きっと真宵ちゃんも一緒に“楽しみです”と盛り上がっている。ただ、これってお前には悲願達成無理だって意味にもとれる訳で、何か素直に喜べないというか…。

　選考会にも行けるけれど、今月は白骨城へ。
　黄川人の“つまらない意地云々…”の台詞に対してはうんうん、と同意するだろう真宵ちゃん。
　
　「そうですね！生きてこそです！」
　「………」
　「おや如何しましたか忍野さん？」
　「いや…そういうの、真宵ちゃんらしいよね」

　忍野の子供が楽しみ…とイツ花と盛り上がれるのもそうだけれど、この初代さまは悲壮感が無いのと同じ位、他者の迷いや弱さ、葛藤に対する理解も無いような気がする。
　忍野はそんな性質に対して妙に順応性があるというか、真宵ちゃんだしね、と割り切って受け入れているようだけれど（だから元服の時も楽しそうな二人に特に反応していない）、これ彼じゃなかったら親子関係拗れただろうな…。

　今回は３番目に赤い火！真宵ちゃんの引きが良いのか悪いのか謎だ…。
　ブンブン刀が取れないかな…と思っていたけれど残念ながら夢残ヶ原でブンブン刀持ちの鬼に遭遇せず…。術「二ツ扇」、「円光の角巻き」入手。
　赤い火終了後に白骨城内部へ。
　鉄クマ大将の攻撃は流石に痛かった。真宵ちゃん一撃で体力黄色信号に。そんな彼女に忍野くんが初めて回復＠常盤の秘薬の進言…！
　色々思う所もあるだろうに、忍野くんって本当にヤバい時はちゃんと助けてくれるんだ…と思った瞬間（そしてそういう決定的な瞬間のスクショを取り損ねている自分…）。
　


９月　交神の儀　

　真宵ちゃんと茶々丸さまの二人目の子供がやってきました…！
　“指がとってもきれいな方…”という大和撫子３８番。名前は余弦（よづる）。兄が忍野なのでオカルト同好会繋がりで影縫余弦から命名。

　 職業は剣士に。耳のモフモフがパパからの遺伝っぽい。彼女に関してはこれは飾りじゃなくて髪の毛の一部って事にしてもいいのかも。
　全体に高めの体の値といい、この夢といい、決して大人しいタイプではないだろうな。迷宮の鬼も種類によっては美味しく食べられないだろうか？そうしたらお腹いっぱいになるのに…と考えている豪快な子。

　鳥居千万宮強化月間…頻繁に強化月間になるんだけれど、一体如何したんだろう。
　余弦の指導は忍野にお願いします。彼は多分誰かに何かを教えるのは苦手。変に丁寧にやろうとする分、情報過多になって逆に分かり辛くなる感じ。
　
　「余弦、僕の話聞いている？」
　「聞いている…でも兄さんが何を言っているのか全然分かんない！」

　多分こんな感じの訓練？を繰り広げている子供達を残して、真宵ちゃんは再度交神（強化月間どんだけ無視してんの八九寺家…）。
　相手は今回の茶々丸さま。神格も上昇し、“これって凄くないですか？”と言われていたけれど…２３０→３６６って凄いというより微笑ましい。なまじ真宵ちゃんがあっけらかんとしている分、神様側も心底助力しようって気持ちにならないのかも。

　三度のもふもふ！男の子が生まれます。
　　　　




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