初代当主・真宵　その一



1018年
４月　九重楼




　改めて二人の能力値。総合的には真宵の方が強いんだろうけれど、体の値は忍野の方が高めになっていました。

　八九寺家最初の討伐は九重楼。思えば鞘落家でもここが最初だったな…何で選んだんだろう（おい）。
　黄川人に対しては、何か勘付いている所はありそうだけど、基本は元気よく挨拶。そしてイツ花に対して同様、凄く熱心に話を聞くけれど内容はほぼ覚えていない（むしろ如何でもいい風の態度の忍野が覚えている）。

　「如何してそんな事を知っているのですか？忍野さんは凄いですね！」
　「凄く熱心に頷いていたよね？それで如何して覚えていないの真宵ちゃん」

　 　あと毎回名前を間違えて呼んで黄川人をイラっとさせて欲しい。

　二番目に赤い火！
　これは嬉しいけれど、真宵ちゃんはまだしも忍野くんが決定力不足というか。折角の宝を持ち逃げされたり…
　それでも術「ツブテ」や「ナムチの剣」「月待ちの弓」を入手。

　忍野くんは土系が苦手かも。
　若葉の丸薬×３個の戦勝点二倍効果か、気付けば足軽対象を一撃で倒せるまでに忍野が成長した辺りで討伐終了。



５月　相翼院

　今月は九重楼強化月間との事。あれ、先月行ってきたばかりのような…鞘落家でも似たようなことがあったけれど、嫌がらせとかじゃないよねこれ（汗）
　雑貨屋さん春の大売り出しで三割引き。安く道具を融通してもらえる、と考えれば八九寺家は街の人達には決して嫌われていないのかも。神仙水などを中心に少しずつ買い溜め。そして強化月間のお達しは気にせず相翼院へ。

　「おやまたお会いしましたね黄色さん」
　『…黄川人だけど』
　「失礼、噛みました赤川人さん」
　『態とだよね？！』

　そんなやりとりをしつつ突撃！赤い火は無し。
　
　その辺の河童なら一掃出来るのに加えて、先手を取らなくても真っ先に動く確率の高い忍野くんが眩しい…。
　術「矛錆び」「蛇麻呂」、「上弦弓」などを入手。



６月　相翼院（討伐続行）

　二人とも泉源氏は習得済みだったので討伐続行を選択。残念ながら赤い火は無し。黄川人の名前を噛んだ真宵ちゃんに対する呪いだろうか。
　サクサク進んで天女の小宮・左へ。この辺に来るとノーダメージ一掃は難しい。
　そんな中、攻撃できる敵が一体しか居ないような時はきっちり後ろに下がる忍野くん。そして今更ながらに彼が自分に対しても真宵ちゃんに対してもほぼ回復進言を挙げない事に気付く。
　其処まで深刻ではないと言ってしまえばそれまでだけど、忍野の中では自分の行く末に対して未だに消化しきれていない部分があって、だからこそ怪我を治すという行為に消極的なのでは…などと考えながら討伐終了となりました。
　　




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