七代目当主・七花 その十
３月 鳥居千万宮
平穏無事に迎えてしまった３月です。
でも、プレイヤーの心はちっとも平穏じゃないよ…！
七花…七花お前…。扇ちゃんの時も何が其処までさせるんだって思ったけれど…七花…。
いや、本当、これ何なの？何でよりによって彼なの？
ご長寿三位どころか一位タイじゃないか…。２ヶ月の娘に先立たれた父親が男子最長寿命って…
順番前後しますが、此方が七花の指導の結果。
お、これは中々悪くないのでは…？頑張ってくれたんだ…。そしてきっとすみかもそれに応えようとしたんだと思う。
これでガタガタだったらそれはそれで妄想が捗りそうですが（酷いこと考えないで）、やっぱり七花って自分中に都合の良い現実を作って其処に逃げ込まない子ではあるんだろうな…。その強さが今はしんどいけれど…。
鵬喜ちゃん元服のお知らせ。
希望が無しか…。うーん、誰が良いだろうなあ…。
それと鋼矢の奥義も改めて。
本当矢が飛びそうな名前だな（まだ言う）。
元々ツブテ吐きとの相性が良くて雑魚ならほぼ瞬殺の彼ですが、これで益々頼り甲斐が出てきました。
春の選考会も開催される今月は如何するか…。
先の先のプレイ記で、春の選考会はお休み…何てちらっと書きましたが、そもそも七花の寿命は１歳１０ヵ月→片方はすみかの訓練、一人で選考会は流石に無理じゃね？と考えての事でした。
それがまさかの男子最長寿命なので、このまま七花に指導を続けて貰えれば鋼矢・鵬喜ちゃん体制で選考会に行くのも有りだし、迷宮攻略も奥まで進められそう…。だけど…。
今回は…。
鵬喜ちゃんに訓練をお願いしようかと思います。
今後伸び悩みそうな技の値の底上げを期待しているのも勿論ですが、七花見ているのが辛くてさ…。もう休んで良いよ…っていうか休んで七花…。
それでも、千金人参でも。結構健康度が回復するんだよな…（真っ赤なのには変わらないけれど）。
七花…本当にお前を此処ませさせているの、何なんだよ…。
プレイヤーが挫けそうだよ…。
「お父様は、大丈夫でしょうか…？」
「うん…」
「私…お父様の傷を…治したいんです。鵬喜様、教えてくれますか？」
「うん…うん、そうだね…」
鵬喜ちゃんは鵬喜ちゃんで、なのかを指導した事を思い出したりするんだろうか…。
あと肝心のスクショが残っていないんですが（何時もの）、メモによると商業と宗教部門に×20,000、娯楽と公共に×5,000両の投資とありました。これは…七花がやった事…かな？
そして鋼矢は…。
一人で討伐へ。
此処に至っては彼も辛いだろうな…。そもそも“なのかが生まれ変わる”は七花や鵬喜ちゃんを立ち直らせる為の名目っていうよりは、鋼矢自信が望んでいた事じゃないかって気がするし…。多分コイツすみかと微妙に目を合わせてねえぞ。
行先は此方、鳥居千万宮。
こんな時に赤い火出るんだよね。分かってた（苦笑）
無限鳥居千まで行ってみますが、いきなりピンチ…！
いやこれ鵬喜ちゃんだったらヤバかったかも（実はこの時点で鋼矢に防御力抜かれている）。
思い切って万へ飛び込んでみましたが、二人編成でもいっぱいいっぱいだったのに、一人では尚更手が回らない…！
それでも何とか「横綱まわし」や「万金露」を入手。
寝太郎が使えるのは助かる…！
実はこの時、ツブテ吐きで奥義使えばいい事をすっかり忘れているプレイヤー（笑）。
これは単発銃での連発式。
千に戻ってきました。
危ない時には引波の御守で退却。
もう一回連発式！
鉄クマ編成なら瞬殺。
心の火を燃やさない男・鋼矢。
「おれは冷静でいなくては…。間違えない…間違えられない…絶対に…」
兎も角も一ヶ月戦い抜いたのが何より…。そしてここで帰還します。
当然今度は…今度こそは…。
死んでしまうのはやっぱり悲しいんだけれど…だけど、七花に関しては、これでやっと終われるんだって、一寸ほっとしているプレイヤーがいるんだ…。
そして誰に当主を継承させるか。
攻略の効率を優先させるのなら、技が苦手っぽいすみかよりも、心と技の火以外が高水準な鋼矢や、あっさりの恩恵で低い所も悪くない値になっている鵬喜ちゃんに指輪を渡した方が良いんじゃないかっていう気がします。
正直な所、一ヶ月前はそれを考えていました。
物語的な所でも、そもそも当主だから反魂出来ないというルールでなのかを助けられなかった七花だから、“当主継承は最年少者”というしきたりを破りたくならないだろうか…と考えたりもしたし、ルールを順守する位にしたって、すみかは九世代目とカウントすれば八世代目最年少は鵬喜ちゃんになるんじゃね？と、割と真剣に抜け道を検討していました。
だけど…二ヶ月だもんな…。
すみかが来てから二ヶ月、七花、生きていたんだもんな…。此処に如何いう意味があるのか、正直未だに捉え切れていない所もあるんだけれど…、彼が此処まで頑張って生きていたのには、すみかに指輪を渡したいっていう気持ちが絶対あった筈なんだよ…（っていうかそう思いたいんだよ。死にたいのに死ねなかった思いをずっと抱えて過ごしていたとか辛すぎるだろ…）
と、いう訳でもう効率とか良いです。すみかが次期当主です。
すみか…。
七花が、なのかに渡したくても渡せなかった指輪を…受け取ってくれ…。
本当だね…本当に、長かったよ…。
七世代目の末っ子、七代目当主の七花。
技の火が高めで、闇の光刃との相性が良かった一方で、心と技の水、技の風が低いという、兎に角回復・補助が向かない子でした。これまでの当主就任者、サポータータイプが多かっただけに不安があったのですが（実際最後まで陽炎覚えられなかったもんな…）、兎に角七花は周りに恵まれていたというか…。
パパ創作くん、同世代の粉雪、鷹比等と、ちゃんと回復・補助が得意な人が常に傍にいてくれた。七花が自分らしさを失わずに戦えるように、当主になっても自分を曲げずに生きられるように、ずっと尽力してくれていた。
だけど何より、七花が自分に出来ない事を理解していて、助けを求める素直さや柔軟性を持っていたのが大きいのかな…。七花、唯一引っ込んだ心水を含めて心が物凄く水準高いんだもんな…。
勉強は苦手だけれど、思考停止はせず、常に最善の道を模索する。無茶をしても決して無謀はしない。それが七花だったと思います。
そんな七花に、粉雪や鷹比等は弟分として見守りつつも信頼を置いていて、だからこそ常に全員が全力を出し切れた。七世代目って本当に上手く回っていた世代だったよな…。
術「春菜」入手の為に親王鎮魂墓開拓を進めていた時、特に土偶器戦でのメインは華厳と清水が使える年長者二人だったけれど、実は最後の土偶器倒したの七花だったりするんだよね…。
アガラ封印像にしろ、春菜持ちおどろ大将にしろ…ここぞという時にとどめを刺していくのは何故か何時も七花で、本当少年漫画の主人公みたいでした。
取り合えず体の値さえ高ければ間違いない！とばかり選んだモミジ様との間に出来た、自分そっくりの娘・なのかは可愛いなとデレデレしながらも、やっぱり元気で、明るくて、仲間の助けを借りながらも自分も強くなって、兎に角真っ直ぐに戦い続けた七花。
それが、親王鎮魂墓での敗走。討伐に赴いた中で最年長だった筈の自分が助かってしまったばかりに（当主継承が発生せず）、娘を助けられなかったって知った時の気持ち…正直今でも胃液吐きそうになります。
七花って先にも言った通り、心が物凄く強くて、だけど、その強さがあるからこそ、現実を自分の都合の良い様に合わせる事が出来なくて、ずっと苦しくて、それを例えば討伐という形で外に出す事も出来なくて…（何しろこの時健康度３０台）。更にそれだけじゃなくて、自分がこれまでの八九寺家の長命者と同じ位生きる事になるとか…。
これまで八九寺家男子が破れなかった１歳９ヶ月の壁を破った瞬間、絶対思ったよな…、“何でなのかじゃなくてオレなんだ。なのかが死んだのにオレが生きているんだ”って…。
だからこそ、もう一人の娘・すみかと過ごした最晩年が、彼にとって少しでも救いになっていればいいのだけれど…。
七花に関しては何を言っても受け止める！くらいの気持ちでいましたが、本当これさ…。
自分がここで見送るから、見守るから、頑張って進んでいけって事だよね？
最後の最後ぐらい、自分の辛さの中に逃げる事だって出来る筈なのに、それでも…皆を励ます様な事が言えるって…。本当もう凄いよ、七花…お前凄い奴だよ…。
そして、氏神推挙はありませんでした。
来ても断るつもりではありました。なのかがいない…娘を助けられなかった自分が天界で永遠に…はまずないだろうし。七花が思う道しるべはきっと地上、なのかも含めた家族で過ごした八九寺家だと思うから…。
ここでずっと、見守るから。だから――――前へ。
（でも…私で、良かったんですか？）
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