福島家背景
タイトル：異聞福島家神代記
モード：不固定
装束カラー：黒-桃
初代当主：福島 未来（ふくしま みらい）
水髪土目土肌 女子３５番
※一子以降の一族には福島県内の市町村名から命名する。
（福島県の中通り・浜通り・会津の三つの地域に因み、初代の子供は三人。それぞれの地域の名前を代々付けて行く）
※女性が順番で当主を継ぐ
元々は大江山を拠点に暮らしていたものの、大江山京成立の際に追い出された山の民。
大江山京都成立直後は如何したものかと山の周辺を彷徨っていたが、大江山が鬼朱点の拠点となってしまい帰還が更に困難な状況になるに至り、都に居住する事に（それまでも山で採取した物品を交換するなどして都の人達とも少し交流があった）。
決して好戦的な気質ではないものの、訳も分からず追い出された故郷に帰りたいという気持ちは非常に強い。この、（便宜上初代と呼ばれる）未来が呪われるより前から持ち合わせている悲願である“大江山の帰還”が福島家の原動力。その為、朱点童子に対する直接的な憎しみや恨みという感情は余り持ち合わせていない。
天界、京の都の面々を含め、福島家を取り巻く人々は上から下まで物事を深く考えない体育会系。住む所と食べ物さえあれば何とかなるもんだよ皆で頑張ろうぜ！と一致団結して物事に対処していたりする。その為、福島家版俺屍世界の都はゲームスタート時点であってもまだ街としての体裁を辛うじて保っている…という事にしている。
一族の派手目な外見も余り気になっていない様子で、何か格好いいね！程度に捉えている。こんな雰囲気の京の人々だが、鬼朱点の正体は知っていたもののそれを福島家に伝え忘れているなど、一寸したミスやうっかりが多い。なまじ悪意がないだけこうなってしまうと厄介で、朱点童子が都を恨んでいるのも案外この“普通の人々の悪気の無さ”が原因だったりするのかも。
女系の一族であり、当主の座を女性が受け継ぐのはその名残。物事は基本的に合議で決めるのが伝統の福島家なので、それを取りまとめ役…という意味合いが強い。
家族仲は良好であるものの、一族には“福島家の一員”という意識の方が強く、親子という縦の繋がりが案外稀薄であったりする。